バグダディ容疑者をシリア東部で確認か
中東・レバノンのメディアが10日、過激派組織「イスラム国」の指導者・バグダディ容疑者がシリア東部で確認されたと伝えた。
ロイター通信によると、バグダディ容疑者はイラクとの国境に近い「イスラム国」のシリア最後の拠点・アブカマルで確認されたという。シリアのアサド政権を支援するレバノンのシーア派勢力「ヒズボラ」の系列メディアが10日、伝えたもので、アサド政権軍などによる奪還作戦の最中に確認されたとしているが、拘束されたかどうかは明らかにしていない。
バグダディ容疑者をめぐっては、過去に何度も死亡説が流れたものの、確認はされておらず、行方が分かっていなかった。