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毎日ダメ出しの森田剛「しっかり届けたい」

2017年11月11日 13:09

 人気グループ、V6の森田剛(38)が10日、東京芸術劇場で主演舞台「すべての四月のために」(作・演出/鄭義信、11日初日)の公開けいこを行った。

 第2次世界大戦中の日本植民地下の朝鮮半島近くの離れ小島で理髪店を営む一家と、彼らを取り巻く軍人の姿を描いた物語。

 四姉妹の二女・秋子(臼田あさ美)の夫で、長女・冬子(西田尚美)への思いを断ち切れずにいる男・萬石(まんそく)を演じる森田は、「長かったような短かったようなけいこ期間、毎日、多くのダメ出しをいただきました。ステキな言葉がたくさんあるので、お客様にしっかりと届けたいと思います」と、きりり。
 「繰り返しダメ出しが出たシーンでは鄭さんの顔が浮かんできそうな気がします(笑)。本番が始まったら、役は役者のものでもあるので、のびのび演じられればと思います」と語った。
 
 今回、森田と初めてタッグを組んだ鄭さんも「これまでの作品にない森田さんの魅力を引き出せたのではないかと思っています。テーマ自体は重いものを扱っていますが、笑って、泣けて、幸福な時間を共有できる舞台になると思います。ぜひ足をお運びください」と呼びかけた。