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小5の理科で習う「流れる水のはたらき」

2017年11月10日 13:58
小5の理科で習う「流れる水のはたらき」

 小学5年生がちょうどこの時期、理科の授業で習うとみられる「流れる水のはたらき」。クイズ形式でたどってみましょう!

 小学5年生で学ぶ「流れる水のはたらき」クイズ全5問。


■流れる水には3つの働きがあります。それぞれ何という?

(1)水の力で大地を削る働きを?
(2)削ったものを運ぶ働きを?
(3)運んだものを積もらせる働きを?

 正解は(1)しん食、(2)運搬、(3)たい積。


■川の上流と下流、流れが速いのは?

(1)上流
(2)下流

 正解は(1)上流。


■川幅が広いのは?

(1)上流
(2)下流

 正解は(2)下流。


■どちらが上流の石でしょう?

(1)大きく角ばっている石
(2)小さく丸い石

 正解は(1)大きく角ばっている石。

 ここで解説。火山や地震など、さまざまな大地の活動によってできる大きな岩。上流の岩は大きく角ばっていますが、この岩は運搬され川を下るうちに角が削られ、小さな石や砂に変わるのです。


■カーブしている川で遊ぶならどっち?

(1)カーブの内側
(2)カーブの外側

 正解は(1)カーブの内側。

 ここで解説。曲がりくねった川では、がけになっている方が外側。外側は水の流れが急で流されてしまう危険があります。川では流れが緩やかな川原近くで遊びましょう。

 このように流れる水の働きはさまざまな地形を作り出します。

 例えば、長野県の天竜峡のように、しん食が激しい場所では“深い谷”を作り出し、一方で大阪平野のように、いくつもの川が合流する下流はたい積により大都市の基盤になる“広大な平野”を作り出すのです。

【the SOCIAL todayより】