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希望の党 共同代表に玉木雄一郎議員を選出

2017年11月10日 12:18
希望の党 共同代表に玉木雄一郎議員を選出

 希望の党は、10日の両院議員総会で小池代表に並ぶ共同代表に玉木雄一郎議員を選出した。

 小池代表の路線を引き継ぐ考えの玉木議員が、国会議員53人中39人と7割を超える支持を集めた。

 玉木雄一郎議員と大串博志議員の一騎打ちとなった選挙では、両候補の路線の違いが浮き彫りになった。

 憲法9条の改正については、「議論すべき」とする玉木議員に対し、大串議員は「不要」との立場。安全保障関連法については、玉木議員が事実上、容認する考えなのに対し、大串議員は「容認できない」と主張していた。

 こうした基本政策での根深い路線対立から、党内には、投票結果次第では「選挙後に離党者が出るのでは」との声もあがっている。

 玉木共同代表は今後、党内融和をどう図っていくのか、難しいかじ取りが迫られる。