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米銃乱射 男の“除隊処分登録”空軍が怠る

2017年11月7日 12:41

 アメリカ・テキサス州の銃乱射事件で、容疑者は家庭内暴力で空軍を除隊処分になったが、空軍がその情報の登録を怠った結果、銃が購入できるようになっていたことがわかった。

 デビン・ケリー容疑者は5日、テキサス州の教会で銃を乱射し、26人を殺害した後、死亡した。ケリー容疑者は3年前に元妻などへの暴力が原因でアメリカ空軍を除隊処分になっていた。この情報を国のデータベースに登録していれば銃の購入ができない仕組みだったが、ケリー容疑者は4回にわたり銃を購入していた。

 これについて空軍は、ケリー容疑者が家庭内暴力で除隊になったとの情報を登録していなかったと発表した。犯行に使われた銃の購入時期は特定されていないが、登録漏れへ批判が出ることは必至。