全国の民間テレビ・ラジオ局が集う民間放送全国大会が開かれた。

　井上民放連会長は挨拶で、「良質な番組、正確な情報を伝えるのが肝要だが、技術進歩にも積極的に立ち向かい、企業として成立するよう努力しなければならない」と呼びかけた。

　また、放送文化の向上に寄与した番組をたたえる「日本放送文化大賞」が発表され、テレビ部門では、戦争体験者の思いを記録した山口放送のドキュメンタリー「記憶の澱（おり）」がグランプリに選ばれ、民間放送連盟賞とのダブル受賞となった。