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米“北核施設破壊、地上部隊が唯一の方法”

2017年11月6日 10:23

 アメリカの国防総省が、北朝鮮の核兵器関連施設を完全に掌握するためには、軍の地上部隊が侵攻するしか方法がないと分析していたことが分かった。

 これは、アメリカの国防総省の見解として統合参謀本部の幹部が先月、下院議員らに書簡で提出していたもの。

 書簡では、地下深くにつくられた北朝鮮の核兵器関連施設の位置をすべて特定し、破壊するためには、アメリカ軍の地上部隊による侵攻が唯一の方法だとしている。

 しかし、北朝鮮が生物兵器や化学兵器で応戦する恐れがあるとし、アメリカ側が受ける被害規模は想定が難しいと指摘している。

 一方で、「必要があれば、あらゆる軍事力を使う」としつつも、国務省が主導する経済的・外交的圧力を強める路線を「全面的に支持する」と表明している。