独立問題 前州首相らがベルギー警察に出頭
スペインのカタルーニャ州議会が一方的な独立宣言を可決した問題で、逮捕状が出されていたプチデモン前州首相らが5日、滞在先のベルギー警察に出頭した。
独立宣言の動きを主導したとして反乱などの罪に問われているプチデモン前州首相ら州政府の元幹部5人は、ベルギーでの滞在を続けている。出頭命令にも応じなかったため、スペイン側は逮捕状を出して身柄の拘束を要請していた。
ベルギーの検察当局は5日、プチデモン氏ら5人が弁護士とともに警察に出頭してきたことから、身柄を拘束したと発表した。
しかし、5人がスペインに移送されるまでには時間がかかるとの見方もあり、来月21日に行われる州議会選挙にどのような影響を与えるのかが焦点となる。