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「イスラム国」か シリアで爆発75人死亡

2017年11月5日 23:38

 シリア東部で4日、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも75人が死亡した。過激派組織「イスラム国」による犯行とみられている。

 シリア人権監視団によると、シリア東部のデリゾール県で4日、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも75人が死亡、140人がケガをした。

 爆発は、「イスラム国」との戦闘から避難した人々が集まる場所で起きたため、女性や子どもが多数、犠牲となったという。シリア人権監視団は、「イスラム国」による犯行だとしている。

 デリゾール県では、シリアのアサド政権軍などが「イスラム国」掃討作戦を行っていて、前日には、中心都市のデリゾールを奪還したと発表していた。

 一方で、県内には、「イスラム国」の支配地域が残っていて、今も激しい戦闘が続いている。