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アジア歴訪「北の脅威」各国に伝えていく

2017年11月3日 14:42

 アメリカ・トランプ大統領の初めてのアジア歴訪を前に、ホワイトハウス高官は、2日、「北朝鮮が世界にとっての脅威だと伝えていく」と述べ、今回の歴訪で、各国に北朝鮮への圧力強化を求めていく考えを示した。

 アメリカのトランプ大統領は、5日の日本訪問を皮切りに、中国、韓国など初めてのアジア歴訪を行う。

 これに先立ち、安全保障を担当するマクマスター補佐官は記者会見で、核・ミサイル開発を進める北朝鮮問題がアジア歴訪の焦点のひとつだとし、各国に北朝鮮への圧力強化を求めていく考えを示した。

 マクマスター補佐官「北朝鮮は世界全体にとって脅威だという事実を、大統領は繰り返し伝えていく。朝鮮半島の非核化以外受け入れられないと世界全体が共通の認識を持つことが重要」

 その上で、朝鮮半島の非核化に向けた中国の努力が「十分ではない」と改めて指摘し、米中首脳会談では、習近平国家主席にさらなる行動を迫る考えを示した。