日本三名園の一つ、石川県金沢市の兼六園で無料開園が行われ、朝から多くの人でにぎわっている。

　金沢市の兼六園では、文化遺産としての魅力や歴史などを広く知ってもらおうと、毎年「文化の日」に無料開園を行っている。３日は朝から青空が広がり、３連休初日ということもあって多くの観光客が訪れている。

　園内には、冬の間、北陸特有の湿った重い雪から木の枝を守る雪つりが施されていて、霞ヶ池の水面に映るその美しさに観光客らが見入っていた。

　観光客「（雪つりは）すごくきれいで、すごいなと思いました」「（ライトアップされる）夜も見てみたいと思いました」「雪が実際に積もっている光景も見たかったなと思います」

　園内では紅葉も進んでいて、今月１７日からは夜間のライトアップも行われる。