NYテロ 数週間前から計画か
アメリカ・ニューヨークで、暴走したトラックにより8人が死亡したテロ事件で、拘束された容疑者の男は数週間前から犯行を計画していたとみられることが新たに分かった。
この事件は日本時間1日未明、マンハッタン南部で、暴走したトラックが通行人などをはね8人が死亡したもので、ウズベキスタン出身のサイフーロ・サイポフ容疑者が身柄を拘束されている。
警察によるとトラックからは「過激派組織『イスラム国』は永遠だ」などとアラビア語で書かれたメモが見つかっているが、このメモからサイポフ容疑者が数週間前から犯行を計画していたとみられることが分かった。
同じアパートの住民「(サイポフ容疑者は)約1年3か月前に引っ越してきた。買い物帰りに挨拶する以外、会話はなかった」
またサイポフ容疑者にはインターネットで「イスラム国」の勧誘サイトを見た履歴があり、「イスラム国」が作ったテロの「指南書」に従って犯行を行ったとみられることも分かった。一方NBCテレビによると、容疑者は事情聴取に対し、犯行を「誇りに思っている」と話したということで、警察はさらに調べを進めている。