第１９５特別国会が１１月１日に召集される。首相指名選挙では、安倍首相が第９８代首相に指名される運び。

　特別国会では、１１月１日に開かれる衆参両院の本会議で首相指名選挙を行い、自民・公明の与党が安倍首相に、立憲民主党が枝野代表に、希望の党が渡辺周衆議院議員に投票するなどして、安倍首相が第９８代首相に指名される運び。

　安倍首相はその後、直ちに第４次安倍内閣を発足させるが、内閣改造を８月に行ったばかりであることなどから、すべての閣僚を再任する方針。

　一方、自民党が野党の質問時間を減らして議席数に応じた配分を検討していることについて、立憲民主党は改めて応じられない考えを伝えたが、折り合いがつかず、引き続き協議することになった。

　立憲民主党・辻元国対委員長「（安倍首相が）『謙虚に丁寧に』というのは、言葉遣いを丁寧にしたり、謙虚な風を装うということではなくて、行動で示していただきたいと思っているんです」

　また、会期については立憲民主党が１か月程度、確保するよう求めたのに対して、自民党は「前向きに検討したい」と応じた。