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大塚新代表、挨拶で立民、希望との連携強調

2017年10月31日 16:36
大塚新代表、挨拶で立民、希望との連携強調

 民進党の新しい代表に大塚耕平参議院議員が正式に決まった。

 大塚新代表が初めての挨拶で強調したのは、立憲民主党、希望の党、民進党の連携だった。

 大塚新代表「次期総選挙において、立憲民主党、希望の党、そして私たち民進党を中心に、政権交代を実現しなければなりません。すべてはそこからの逆算で、党勢の立て直し、党運営にあたらせていただきます」

 また「安倍政権の経済政策、社会保障政策、安全保障政策の問題点は明確だ」と語り、「労働者に軸足をおいた政治を実現する」と述べた。

 大塚氏は参議院議員歴16年で、かつ党内に敵が少ないことが今回無投票で代表に選ばれた大きな理由。しかし党内からは早くも、「知名度不足だ」「あくの強い人じゃないから当面の代表にちょうどよいだけ」との冷ややかな声もあがっている。

 また民進党のままでは再来年の参議院選挙は戦えないとして立憲民主党との合流を模索する動きも出ている。民進党をまとめていけるのか大塚新代表の道のりはいばらの道となりそうだ。