×

米政権の露疑惑巡り、週明けにも初の訴追か

2017年10月28日 15:26

 アメリカ・トランプ政権とロシアを巡る疑惑で、27日、初めて容疑者の訴追が認められ、週明けにも身柄が拘束される可能性があるとアメリカメディアが報じた。

 去年のアメリカ大統領選でのトランプ陣営とロシアとの関係など、一連の疑惑を巡ってはミュラー特別検察官のチームが捜査を進めている。CNNテレビは27日、複数の関係者の話としてワシントンの連邦大陪審が捜査チームに容疑者の訴追を認めたと報じた。容疑の内容や氏名は明らかになっていないが、週明け30日にも身柄が拘束される可能性があるとしている。

 捜査チームはこれまで、トランプ陣営の選対幹部だったマナフォート氏の自宅の家宅捜索や、元政権高官や現役のホワイトハウス職員への聴取を行ってきた。ロシア疑惑の捜査での訴追は初めてで、トランプ政権の関係者が拘束された場合、政権にとって大きなダメージとなりそうだ。