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田園都市線 コンプレッサーがショートか

2017年10月28日 0:38
田園都市線 コンプレッサーがショートか

 27日夕方、東京と神奈川を結ぶ東急田園都市線・あざみ野駅で、停車中の車両から煙が上がり、一時、全線で運転を見合わせた。

 東急電鉄によると、27日午後6時前、横浜市の田園都市線・あざみ野駅で、上り電車の前から8両目の床下付近から煙が出ているのを運転士が発見した。この影響で田園都市線は一時、全線で運転を見合わせ、約7万5600人に影響が出た。

 乗客の男性「(車内に)座っていて窓の外を見たら黄色がかった煙が電車の下の方から出ていた。髪の毛が燃えたような嫌な臭いでした。せき込む人がたくさんいました」

 消防によると、煙を吸った乗客2人が体調不良を訴えて病院に搬送された。

 トラブルがあった車両は東武鉄道から乗り入れたもので、ドアの開閉などに使う床下のコンプレッサーがショートして発煙したとみられるという。東急電鉄と東武鉄道が原因を詳しく調べている。