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民進党・前原代表が辞任表明“結果伴わず”

2017年10月27日 17:06
民進党・前原代表が辞任表明“結果伴わず”

 民進党は27日、残っている参議院議員と党籍を持ったまま無所属で当選した衆議院議員による総会を開いている。前原代表は、党の一定の方向性を決めた上で辞任する考えを示した。

 前原代表は、選挙結果について陳謝した上で辞任の意向を示したが、具体的にいつ辞任するのかは明言しなかった。

 民進党・前原代表「小池新党との合流について結果的にボタンのかけ違いもいくつかありまして、結果が伴わなかった。皆さん方に心からおわびを申しあげた上で、一定の方向性を定めた上で私自身は辞任をさせていただきたいと思っています」

 27日午後4時すぎ現在も総会は続いているが、参議院議員の一部には前原代表が来月1日の首相選挙の前に辞任する方針を示さなかった場合、解任決議案を提出する動きも出ていて、前原代表の説明が焦点。

 一方、希望の党も27日午後4時から両院議員総会を開く。小池代表と並ぶ共同代表については、民進党幹事長を務めた大島敦氏を暫定的に充てることで調整していた。しかし、調整にあたった議員によると、総会では共同代表は置かずに、首相指名選挙では当選8回の古川元国家戦略担当相の名前を書くことが提案されるということで、この提案が了承されるかが焦点。共同代表は、その後に代表選挙を行って決定する方針。