ＡＳＥＡＮ（＝東南アジア諸国連合）と日本、アメリカ、中国などが参加した拡大ＡＳＥＡＮ国防相会議が２４日にフィリピンで開かれ、北朝鮮の核・ミサイル開発を非難することで一致した。

　会議にはＡＳＥＡＮ加盟国に加え、日本、アメリカ、中国、韓国、ロシアなど１８か国の国防相が参加した。

　参加国によると、会議では、北朝鮮は国連の制裁決議に従うべきだとの声が多く聞かれ、核・ミサイル開発を非難することで一致したという。

　また、小野寺防衛相は、北朝鮮問題で鍵を握る中国やロシアと個別に立ち話を行った。

　小野寺防衛相によると、中国の常万全国防部長とは北朝鮮情勢が重要な関心事であるとの認識で一致したほか、ロシアのショイグ国防相からは、一連の挑発行為に反対し、制裁を行っていくとの発言があったという。