韓国出身のタレント、カン・ハンナ（３５）の短歌が「第６３回角川短歌賞」（角川文化振興財団主催）で「次席」に選ばれたことが２５日、分かった。

　未発表の５０首一連応募作品を対象にした新人賞。今年は６０７篇の応募があり、グランプリにあたる「角川短歌賞」に１篇、次席に１篇、佳作に４篇が選出されたという。
　カンの作品の題名は「膨らんだ風船を抱いて」。カンは昨年も応募し、「佳作」に選ばれている。

　カンは所属事務所を通じて喜びのコメントを発表。
　「２年連続の結果に、少し短歌への自信がつきました。私に次の夢があるならば、日本で歌集を出版し、その後、母国の韓国や海外でも私の歌集が翻訳・出版されることです。美しい日本語の魅力を日本だけでなく世界に発信していきたいと思っております」と記している。