２３日、埼玉県内で送電トラブルのためストップしたＪＲ宇都宮線は、２４日も大幅に運行本数を減らすなど影響が続いている。

　このトラブルは２３日、ＪＲ宇都宮線東鷲宮駅と栗橋駅の間で、器具が破損し漏電したもので、８万人以上に影響が出た。

　復旧作業に時間がかかるため、ＪＲ宇都宮線は２４日も終電まで上野駅と宇都宮駅の間で大幅に運行本数を減らしている。中でも白岡駅と古河駅の間は、午後８時すぎまでは１割程度の運転で、その後は終電まで運転を見合わせる。

　ＪＲ東日本は２５日朝の全面再開を見込んでいるが、トラブルの原因はわかっていないという。