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宇都宮線ストップ“1時間、線路を歩いた”

2017年10月23日 17:44
宇都宮線ストップ“1時間、線路を歩いた”

 JR宇都宮線で電線が外れて漏電するトラブルがあり、線路上に止まった電車から乗客が降ろされ、歩いて移動した。

 午後2時過ぎ、埼玉県久喜市のJR宇都宮線の上り、東鷲宮駅と栗橋駅間で、止まった電車から乗客が降りて、線路の上を歩いている様子が見られた。

 JR東日本によると、23日正午ごろ、この付近で電線が外れて漏電するトラブルがあり信号などが故障した。この影響で、電車が止まり、乗っていた約1300人は降ろされ、栗橋駅に向かって歩いたという。

 乗客「(車内にどれくらいいた?)3時間、4時間とかですかね」「(どれくらい歩いた?)1時間前後ですね」

 乗客の1人は体調を崩し救急搬送されている。

 JR東日本は、トラブルが台風によるものかどうかはわからないとしている。午後5時現在、宇都宮線は上野・宇都宮間の全線で運転を見合わせている。