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米長官「最初の爆弾投下まで外交努力続く」

2017年10月16日 13:22

 アメリカのティラーソン国務長官は15日、北朝鮮への対応についてトランプ大統領は外交的解決を望んでいると指摘、「外交努力は最初の爆弾が投下されるまで続く」と強調した。

 アメリカの報道番組に相次いで出演したティラーソン国務長官は、北朝鮮対応について軍事的な選択肢があることを重ねて強調する一方、「トランプ大統領は戦争を目指しているわけではない」と指摘。外交努力を尽くすよう指示を受けたと明かした。

 ティラーソン国務長官「大統領は外交努力を支持している。最初の爆弾が落ちるまで外交努力は続く」

 北朝鮮との対話については、トランプ大統領から「時間の無駄」だと指摘されたティラーソン長官だが、圧力強化などの外交手段で北朝鮮に方針転換を迫る方針を強調したものとみられる。