ソマリアの首都・モガディシオで１４日、爆発が相次ぎ、これまでに８５人が死亡した。

　ロイター通信によると、ソマリアの首都・モガディシオの政府機関などが立ち並ぶ地区の交差点で１４日、車両に積まれた爆弾が爆発した。爆発直後の現場ではトラックから炎が上がり、あたりに黒い煙が立ちこめていた。

　目撃者「聞いたことないほど大きい爆発音だった。銃声が聞こえて警察がパニックになった。複数の建物が跡形もなく崩れ、がれきになった」

　また、約２時間後には、近くで別の自動車が爆発し、これまでに８５人が死亡、少なくとも１００人がケガをしたという。この２つの爆発に関連があるのかなど詳しいことは分かっていない。

　犯行声明は出ていないが、ソマリアでは国際テロ組織「アルカイダ」系のイスラム過激派組織「アルシャバブ」が襲撃やテロ事件を繰り返している。