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蔵之介、猿之助を見舞う「早く回復して」

2017年10月15日 19:33
蔵之介、猿之助を見舞う「早く回復して」

 俳優の佐々木蔵之介(49)が15日、舞台「リチャード三世」の公開げいこを東京芸術劇場プレイハウスで行った。

 シェイクスピアの数ある作品の中でも最も胸が躍ると言われる「リチャード三世」を、ルーマニアの鬼才シルヴィウ・プルカレーテの演出で18日から上演する。

 けいこ前に蔵之介のほか、共演の手塚とおる(55)、今井朋彦(50)、植本純米(50)、長谷川朝晴(45)、山中崇(39)が取材に対応。
 主演の蔵之介は、奇抜な衣装の出演者が多いことから「ハロウィーンでもないのに、おっさんたちが何を仮装しているんだと思われるかもしれませんが、大真面目でヤル気満々です」と話し、笑いを誘った。

 自らの役どころを蔵之介は「だいたい殺しています。敵、味方、肉親、全部殺しています」と紹介。
 もちろん怖いばかりではなく、「道化というか、ピエロというか。プロレスで言ったらヒール役。反則技ばかりでみんなを楽しませる」と説明し、「ちょっと面白い」と付け加えた。

 歌舞伎俳優の市川猿之助(41)が9日、新橋演舞場公演で事故にあい、左腕を骨折した。
 同じ事務所の蔵之助は10日にお見舞いに行ったそうで、「全然、元気で。(事故が起きた)次の日に行ったんですけど、『もう暇』って(ぼやいていた)。『すぐにでも、明日にでも(舞台に)立ちたい』って言っていました」と猿之助の近況を報告し、「早く回復して、(猿之助が)舞台で僕が客席で会えるのを楽しみにしています」と復帰を願った。