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新燃岳が再噴火 噴煙が2300mまで上昇

2017年10月14日 11:43
新燃岳が再噴火 噴煙が2300mまで上昇

 鹿児島県と宮崎県の県境にある霧島連山の新燃岳が14日朝、再び噴火した。噴煙は高さ2300メートルに達した。

 今月11日、6年ぶりに噴火した霧島連山の新燃岳は13日午後、噴火が一時止まっていたが、14日午前8時23分、再び噴火した。

 気象庁の観測によると、噴煙は火口の上空2300メートルまで上昇し、噴火は今も続いているという。噴煙は宮崎県側に流れていて、宮崎県小林市ではやや多量の降灰が、鹿児島県の霧島市などでは少量の降灰が予想されている。

 噴火警戒レベルは3が継続されていて、気象庁は、火口からおおむね2キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。