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米機関「北のSLBM、いつでも発射可能」

2017年10月12日 13:55

 アメリカの研究機関は11日、北朝鮮東部で撮影したSLBM(=潜水艦発射弾道ミサイル)の発射実験に使う船の衛星写真を公開した。いつでも発射実験が行える状態だと分析している。

 アメリカの北朝鮮研究機関「38ノース」は、先月21日に撮影された北朝鮮東部・新浦にある潜水艦基地の衛星写真を公開した。

 それによると、SLBMを搭載することが可能な新浦級潜水艦は以前と同じ場所に停泊しており、船首と船尾部分を覆っていたシートのようなものは取り外されていることから、なんらかの作業が完了したことを示すとしている。

 発射が差し迫った兆候は見られないものの、決定が下されればいつでも実験を行える状態だと分析している。

 また、2つの重量級クレーンが水中で作業を行い、別の母艦か、小規模の潜水艦の造船作業が進んでいるとみられるという。