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カリフォルニア山火事 鎮火の見通し立たず

2017年10月12日 12:55

 アメリカ・カリフォルニア州で発生した大規模な山火事では、これまでに23人が死亡し、住民ら5万人が避難しているということだが、鎮火のめどは立っていない。

 8日夜に発生した山火事は、現在も延焼を続けていて、これまでに23人が死亡、185人がケガをした。住宅や店舗合わせて3500棟が全焼し、東京23区よりも広い約6万9000ヘクタールが焼けている。

 地元メディアは、住民ら5万人が避難したと伝えていて、被害はワインの産地として知られるナパ郡などにも広がっている。あるワイナリーでは貯蔵施設が全焼するなど大きな被害が出ている。

 現地では11日も空気が乾燥し、風が強まっていて、鎮火の見通しは立っていない。