１１日の東京株式市場で日経平均株価は７営業日連続で値を上げた。１９９６年１２月５日以来、約２０年１０か月ぶりの高値水準となり、今年の最高値を更新した。平均株価の終値は前日比５７円７６銭高の２万８８１円２７銭。

　１１日朝の東京株式市場では、連日、平均株価が上昇した反動で利益を確定する目的の売り注文が先行して始まった。しかし、その後はアメリカ市場で株高が続いていることや、日米の企業業績への期待感から買い注文が優勢となり、平均株価は上昇に転じた。

　東証１部の売買代金は概算で２兆３７０３億円。東証１部の売買高は、概算で１５億３１５８万株。