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北朝鮮か 韓国「斬首作戦」情報盗まれる

2017年10月10日 14:05

 北朝鮮によるとみられるハッキングにより韓国軍が金正恩委員長の暗殺を含む作戦などに関わる軍事機密の資料を奪われていたと韓国の国会議員が明らかにした。

 去年9月、韓国軍のデータベースが北朝鮮からとみられるハッキング攻撃を受けていたが、李哲熙議員は10日、A4用紙で1500万ページにのぼる分量が奪われ、軍事機密に指定された資料295件も含まれていたと明らかにした。中には、有事の際の北朝鮮への作戦計画や金委員長の暗殺を含む「斬首作戦」に関わる資料もあったという。

 李議員は、韓国国防省からの情報としているが、国防省は「資料の中身については確認に応じられない」としている。国防省は、これまで機密資料の流出は発表していたが、中身には言及していなかった。