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神戸製鋼“改ざん”製品 防衛関連製品にも

2017年10月10日 17:32
神戸製鋼“改ざん”製品 防衛関連製品にも

 神戸製鋼がアルミの強度などのデータを改ざんしていた問題で、製品が防衛関連にも使われていたことが分かった。

 これはさきほど経産省が明らかにしたもので、神戸製鋼が強度や耐久性を偽って販売したアルミについて、三菱重工、川崎重工、スバル、IHIの4社から防衛関連の製品に使っていたと報告があったという。IHIでは一部の航空機のジェットエンジンに使われたとしており、安全性については4社とも現在、検証中だという。

 また問題の製品は10日に打ち上げられたH2Aロケットにも使われていた。ロケットを製造した三菱重工は安全性を確認し打ち上げたという。

 さらに新幹線の車両の一部や日産、トヨタ、マツダなど自動車にも使われていた。安全性に問題があるとの報告はこれまでないが、影響が広がっている。