神戸製鋼“改ざん”製品 防衛関連製品にも
神戸製鋼がアルミの強度などのデータを改ざんしていた問題で、製品が防衛関連にも使われていたことが分かった。
これはさきほど経産省が明らかにしたもので、神戸製鋼が強度や耐久性を偽って販売したアルミについて、三菱重工、川崎重工、スバル、IHIの4社から防衛関連の製品に使っていたと報告があったという。IHIでは一部の航空機のジェットエンジンに使われたとしており、安全性については4社とも現在、検証中だという。
また問題の製品は10日に打ち上げられたH2Aロケットにも使われていた。ロケットを製造した三菱重工は安全性を確認し打ち上げたという。
さらに新幹線の車両の一部や日産、トヨタ、マツダなど自動車にも使われていた。安全性に問題があるとの報告はこれまでないが、影響が広がっている。