農業ベンチャー企業 露大手と提携、栽培へ
特殊なシートで野菜を栽培する技術を持つ日本の農業ベンチャー企業が4日、ロシアの農業会社と提携して野菜の栽培に乗り出す契約を結んだ。
日本の農業ベンチャー「メビオール」は4日、ロシアのトマト生産最大手と事業提携の契約を結んだ。
メビオールは、目に見えない無数の穴があいた特殊なフィルムの上で、トマトなどを栽培する技術を開発した。水耕栽培の設備や土が必要ないため、栽培環境の厳しいロシアでも、低いコストで高品質のトマトができるという。
ロシア側もこの日本の技術に期待を寄せていて、年内にもロシア南部の農場で栽培が始まる予定。