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前原氏「都知事辞めて衆院選に出るべき」

2017年10月6日 1:55
前原氏「都知事辞めて衆院選に出るべき」

 希望の党の小池代表が東京都議会最終日の5日、民進党の前原代表と会談した。前原氏は「政権交代を目指すなら、都知事を辞めて衆議院選挙に出るべきだ」と求めたが、小池氏は固辞した。

 希望の党・小池代表「前原代表からは、私自身が出馬をという申し出を今日もいただきましたけれども、最初からこの件については、私の総選挙への出馬はございませんということを改めてお伝えを申し上げました」「その際に、ではどういう旗頭で戦うのか、ということでございます。希望の党のチャーターメンバーと共に、どのような形が一番いいのかということをきちんと整理していきたいと考えております」

 小池代表は、自身の立候補を否定した上で、希望の党の首相候補を誰にするかについては、「きちんと整理していきたい」と述べるにとどまった。

 なお、前原代表は、「小池代表が出ないのであれば、総理候補を早急に決めなければならないということで合意した」と明らかにし、前原代表自身が首相候補になることは否定した。

 一方、都議会は5日に閉会したが、小池知事を支援してきた都民ファーストの会の音喜多都議と上田都議が離党届を提出した。

 音喜多都議「(希望の党は)選挙目当ての野合のようにしか思えません」

 音喜多都議らは、希望の党の設立経緯など小池氏らの党運営が「ブラックボックスそのもの」で不透明だと批判している。

 なお、関係者によると、最終的に希望の党の公認候補者は、衆議院の過半数233人を超える見通し。