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米銃乱射 容疑者の交際女性が帰国、聴取へ

2017年10月5日 6:57

 58人が死亡したアメリカ・ラスベガスの銃乱射事件で、自殺した容疑者と同居していた女性がアメリカに帰国した。警察は女性から事情を聞き、動機の解明を進める方針。

 この事件で自殺したスティーブン・パドック容疑者は周到に準備した上で犯行に及んだとみられているが、動機は今も分かっていない。

 こうした中、パドック容疑者と同居していた女性が3日夜、滞在先のフィリピンから帰国した。NBCテレビはパドック容疑者が先週約1100万円をフィリピンに送金していたほか、女性の姉妹の話として「容疑者が女性を助けるためにフィリピンに送り出した」と伝えている。警察はこの女性から参考人として事情を聞き動機の解明を急ぐ方針。

 一方、トランプ大統領は4日、ラスベガスを訪問し、負傷者らと面会した。

 トランプ大統領「私からの唯一のメッセージは我々はあなた方と100%共にいるということだ」

 また、負傷者らが銃撃を受ける中でも他の人たちを助けようとしていたとして、その勇気をたたえた。