ＡＩ（＝人工知能）を搭載して人の呼びかけで様々なことができる最新のスピーカーが、５日、相次いで発表された。

　グーグルは６日から、ＡＩを搭載したスピーカーを日本で販売する。

　スピーカーをネットにつなげて自分のグーグルアカウントと連動させることで、スケジュールや職場までの交通状況、最新のニュースも聞ける。

　また、話しかけるだけで検索や翻訳などのサービスが使えたり、専用の器具を使えばテレビや照明の操作もできたりする。

　一方、ＬＩＮＥも５日からバージョンアップしたスピーカーを発売する。クローバと名付けられたＡＩが搭載されたスピーカーは、登録した相手と声でＬＩＮＥのやりとりができるという。

　スピーカーは、ショッピングやデリバリーなどサービスとの連動で様々な市場を奪えるため、開発競争が激しくなっている。