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代表が出馬固辞 希望の党の動きに各党は…

2017年10月5日 21:10
代表が出馬固辞 希望の党の動きに各党は…

 5日、民進党の前原代表が「政権交代を目指すなら都知事を辞めて衆議院選挙に出るべきだ」と求めたが、希望の党の小池代表は固辞した。自民党は、小池代表の動きについて「わかりにくい」と批判した。

 菅官房長官「政権獲得を実現できるようにしたい、そういう発言をしている党の代表が国政に専念せず、また誰を首班指名をするのか、このことを明らかにしないというのは、国民の皆さんにとってはわかりにくいのではないかと思います」

 公明党の山口代表は「小池代表は一貫して都知事で頑張りますと言っているようなので、その方針でみていきたい」と小池代表の動きをけん制した。

 一方、共産党の小池書記局長は、「まず都知事選の公約を実現して、都民に対して責任を果たすべきだ」「出馬するのも無責任、出馬しないのも無責任」と批判した。

 また日本維新の会の松井代表は、小池代表は出馬しないとの考えを示した。

 日本維新の会・松井代表「小池さんは僕には出ないとはっきり言っていますので、出ないと思います」

 その上で、仮に出馬すれば、東京都、愛知県、大阪府で確認した地方分権推進などの共通政策は「全て御破算になる」と語った。

 一方、5日、立憲民主党の幹事長に就任した福山参議院議員は、「希望の党がどういう態勢で戦うのかよくわからない。小池代表が出馬しないと言ったので、なおさらわからなくなった」と話している。

 社民党や日本のこころも「出馬すれば都政の投げ出しだ」などと希望の党を厳しく批判している。