希望の党の小池代表は５日、民進党の前原代表と会談する。朝も衆議院選挙への出馬を強く否定したが、東京都議会が５日に最終日を迎えるにあたって対応を変化させるかが焦点。

　小池代表はこれまで衆院選への出馬を重ねて否定している。一方、民進党の前原代表は４日、希望の党は衆議院選挙に向けて首相候補を明確にすべきとの考えを示している。５日昼に行われる両者の会談で対応を協議するものとみられる。

　こうした中、希望の党関係者は「小池さんは６５歳。総理を狙うならラストチャンスだ」として依然、立候補の可能性があるとの見方を示している。

　一方で安倍政権幹部は「小池代表本人があそこまで否定しているからもう出ないだろう」と分析している。小池代表の判断は選挙の行方にも少なからず影響を与えることになる。