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プエルトリコ視察のトランプ氏発言に批判

2017年10月4日 16:50

 アメリカのトランプ大統領は3日、ハリケーンが直撃したカリブ海の自治領、プエルトリコを視察した。現地でトランプ大統領が死者が16人だったことを「誇りに思うべきだ」と発言したことにメディアから批判が出ている。

 プエルトリコでは今も多くの住民が不自由な暮らしを強いられていて、政府の対応に批判の声があがっている。しかし、トランプ大統領は視察の行く先々で政府の対応を自画自賛。

 さらに今回、死者が16人だったことについて過去のハリケーン被害に比べればましだと言わんばかりの発言をした。

 トランプ大統領「16人対数千人だ。あなた方は、誇りに思うべきだ」

 また復興費用の影響で「アメリカの連邦予算がちょっとおかしくなった」と発言した。その後、すぐに「多くの人命を救助できたから問題ない」とも述べたが、アメリカメディアが批判的に伝えている。