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米・銃乱射 容疑者、現場に監視カメラ設置

2017年10月4日 12:55

 58人が犠牲になったラスベガスの銃乱射事件で、容疑者の男は犯行現場に監視カメラを設置した上で、銃の連射装置を使って9分間以上にわたり断続的に発砲を続けたことが新たにわかった。

 警察が3日に公開した事件発生直後の映像は、警察官の体に装着されたカメラで撮影したもので、どこから発砲しているのかがわからず混乱している様子などが映っている。

 警察は3日の会見で、パドック容疑者の自宅などから47丁の銃が押収されたほか、容疑者が銃の連射ができるようにする「バンプストック」という装置を12個持ち込んだ上で、9分から11分間にわたり断続的に発砲していたことを新たに明らかにした。

 さらに、ホテルの廊下などに監視用のカメラを設置していたということで、周到に準備した上で犯行に及んだ可能性がさらに高まった。

 一方、容疑者は「趣味で使うため」と言って、銃を購入していたことがNNNの取材でわかった。

 容疑者が銃を購入したガンショップのオーナー「(容疑者は)どこにでもいるような人だった。ショットガンを趣味で使うと言っていた」

 これまでのところ犯行の動機はまだわかっておらず、警察が慎重に捜査している。