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細貝圭、男3人芝居は「本当に繊細」

2017年10月4日 18:11
細貝圭、男3人芝居は「本当に繊細」

 俳優の細貝圭(32)、佐藤祐基(33)、加藤虎ノ介(42)が4日、都内で舞台「オーファンズ」の公開げいこを行った。

 2人きりで暮らす孤児の兄弟が同じく孤児として育ったギャングの男と出会い、疑似家族のような関係を築いていく成長の物語。
 細貝は狂暴な兄・トリート、佐藤は引きこもりの弟・フィリップ、加藤は人生の先輩として兄弟を導く男・ハロルドを演じる。

 同作は1983年に米ロサンゼルスで初演。日本では1986年に上演され、現在まで再演を重ねてきた。
 男だけの3人芝居に細貝は「けいこをしてきて本当に繊細なお芝居なんだなということが改めて分かってきた。3人しかいないこの空気感の中でお芝居をするということにやりがいを感じています」と、しみじみ。加藤は「個人的に翻訳劇は苦手だったんですけど、この台本はすごくスッと読めたし、楽しい」とぶっちゃけ、「ちょっと翻訳モノは苦手だなと思っている方にも楽しんでいただけるのではないかと思います」と作品の魅力を語った。

 佐藤はけいこ中に演出家のマキノノゾミ氏からかけられた言葉が印象に残っているそうで「僕らの座組のスローガンは、マキノさんの『たちどころに出来ろ』という言葉。そんな言葉は存在しないんですが、男3人の3人芝居をぜひ見に来てください。たちどころに出来るように頑張ります」と呼びかけた。
 舞台は18日から22日まで、東京・草月ホールで上演される。