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第一次公認候補192人 半数超が民進出身

2017年10月3日 22:18
第一次公認候補192人 半数超が民進出身

 希望の党は3日、衆議院選挙の第一次公認候補192人を発表した。このうち民進党出身者は110人。

 若狭前衆院議員「非常に今後の政権交代を目指すということが十分可能な状況にはなってきていると思います」

 希望の党の第一次公認候補は192人で、そのうち民進党出身者は110人。今後の追加公認とあわせ、衆議院の過半数233人以上の候補者を擁立する方針。また、立憲民主党から立候補する枝野代表や菅元首相などの選挙区に対抗馬を擁立し、対決姿勢を見せている。

 一方で、野田前首相や岡田元代表、安住元財務相など無所属で立候補する民進党の重鎮には対抗馬を立てていない。

 これについて、民進党の前原代表は、「与党と1対1の構図に持ち込むためで、大きなインパクトを与えることができたと思う」と述べた。その上で、希望の党への合流を決めた自らの判断は正しかったと強調した。

 前原代表「二大政党を作って政権交代可能な状況を作らないといけないとこういう判断でありましたので、わたしは自分の判断は正しかったと思っております」

 こうした中、小池代表は焦点となっている自身の衆院選への立候補について改めて強く否定した。

 小池代表「(出馬は)100%ありません。都知事としてしっかりやっていくということです」

 一方、立憲民主党は3日、設立届を提出した。枝野代表は、今回、希望の党へ合流した民進党の前議員に対立候補は擁立しない考えを示した。

 枝野代表「同じ党にいた仲間が立っている選挙区について、この選挙で対立候補を立てるつもりはない」

 その上で、自らの選挙区に希望の党が候補者を擁立したことについて、「私が勝てば問題ない」と述べ、問題視しない考えを示した。