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新党・立憲民主党 政党設立届を提出

2017年10月3日 10:22
新党・立憲民主党 政党設立届を提出

 新党・立憲民主党が3日朝、政党の設立届を提出した。代表に枝野元官房長官が就任し、長妻元厚生労働相など6人の前衆議院議員が名前を連ねている。

 代表に就任した枝野氏はさっそく街頭に立ち、立憲民主党の参加者拡大に意欲を示した。

 枝野幸男代表「すでに多くの仲間が立憲民主党に加わり、ともに総選挙を戦いたいという決意を届けていただいております」「まずは自公政権をどうやって倒すか、そうしたことは確実に徹底させていただきます」

 長妻氏は3日朝、東京都の選挙管理委員会に政党の設立届を提出した。代表の枝野氏を含め6人の前議員が名前を連ねているが、関係者は「少なくとも前議員が15人規模にはなるし民進党の多くの立候補予定者が参加する」と話している。

 一方、希望の党は3日午後、第一次公認を発表する。関係者は「すでに民進党を離党していた前議員や政治塾の塾生だけで90人以上になる」と話している。枝野氏や赤松元衆議院副議長ら立憲民主党の候補者がいる選挙区にも候補者を擁立する方針。ただ、一つの選挙区に複数の野党候補が立候補すると、与党を利する可能性があり、民主党のある幹事長経験者は「結果的に安倍首相1人が高笑いだ」と語っている。