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幼児向け“ちょいダメロボット”開発の理由

2017年10月2日 14:16
幼児向け“ちょいダメロボット”開発の理由

 パナソニックが“ちょいダメロボット”を開発した。シーテックで出会える幼児向けの最新ロボット。30種類以上の表情を持ち、意思や感情を表現。側面にはカメラが内蔵され、空間認識や子どもの撮影ができる。

 取材スタッフが話しかけると

 スタッフ「こんにちは」

 ロボット「こんにちはー。僕の名前は“cocotto”」「今日は幼稚園で何したの?」

 と話すこともできる。

 まだ開発段階のためリモコン操作で動いているが、将来的には自律移動や会話を実現。子どもの遊び相手になって子育てを支援する計画だ。

 この幼児向けロボット、開発の理由をパナソニック・開発第五部課長の太田雄策さんに聞いた。

 太田さん「子育てしている時に大変なところに役立てば」

 特徴は…子どもとの関係性だという。壁にぶつかり動けなくなったロボットは「僕、動けない」と助けを求める。“できないこと”を分かち合う。友達のような存在として設計された。

 太田さん「ロボットが困っているのを助けてあげたり、教えてあげる過程を通じてお子様自身も成長していけたら…」

 この幼児向けロボットはシーテックで初披露される。様々な意見を集めるのが目的だ。約14万人が訪れるひのき舞台で、どんな意見が寄せられるのだろうか?

【the SOCIAL todayより】