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民進・岡田元代表、無所属で立候補へ

2017年10月2日 16:41
民進・岡田元代表、無所属で立候補へ

 総選挙に向けて新たな動き。民進党の枝野代表代行は、希望の党に合流しない前衆議院議員を中心に、新党「立憲民主党」結成する方針を固め、2日夕方、記者会見を開く。

 枝野氏は2日午後5時から都内で新党結成の方針を表明する。新党名は、憲法を守り、安保法制に反対する立場から「立憲民主党」となる。

 枝野氏は「立憲民主党」という党名について、周辺に有権者に「民主党」と書いてもらうことも想定していると話している。代表には枝野氏が就任し、赤松元衆議院副議長、辻元幹事長代行らが参加するほか、参議院からなど数人が参加する見通し。

 これによって民進党は、希望の党と枝野氏がつくる新党に分裂することになる。

 その一方で、岡田元代表など希望の党の公認を受けられないベテラン議員は相次いで無所属での立候補を表明した。

 民進党・岡田元代表「小池さんの所、希望の党ですか。これについて基本的には考え方が違う」

 その上で岡田氏は、枝野氏がつくる新党については「リベラル中心と聞くと、政策的にあわない部分がある」として、「無所属しかない」と語った。

 また、野田前首相や安住元財務相、江田前代表代行も2日、無所属での出馬を表明している。

 一方、希望の党の小池代表は枝野氏の新党に対する警戒感を示した。

 希望の党・小池代表「(枝野氏が立ち上げる新党が)どういう方向になるのかは注視していきたい」

 こうした中、希望の党の第一次公認について、小池代表の側近議員は、2日の発表を見送り、3日になるとの見通しを示している。