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北との対話は…米国務省「状況に変化なし」

2017年10月1日 11:58

 中国を訪問していたアメリカのティラーソン国務長官は、アメリカが北朝鮮と接触していることを初めて明らかにした。

 アメリカメディアによると、ティラーソン長官は北朝鮮との間に「意思疎通するルートがある」ことを明らかにした上で、対話の意思があるか「探っている」として、「暗い状況ではない」と語った。

 トランプ政権は北朝鮮に対する圧力を強化し、今は対話は行わないとのスタンスだが、初めて接触は行っていることを明らかにした。

 この後、アメリカ国務省の報道官も声明を発表し、「北朝鮮と接触するいくつかのチャンネルがある」と認めた。その上で「北朝鮮側は非核化に関する対話への関心や、対話に応じる用意があるかどうかについて何も示していない」として状況に変化がないことを強調した。