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チャーター機利用の米長官 謝罪し返金へ

2017年9月29日 16:49

 チャーター機を何度も公務に利用したことで批判にさらされているアメリカ・トランプ政権のプライス厚生長官は28日、声明を発表し、「もう二度と利用しません」と謝罪した。

 プライス厚生長官は公務の出張で高額なチャーター機を何度も利用し批判にさらされている。トランプ大統領も強い不満を示し、解任されるのではとの観測も出ていた。

 こうした中、プライス長官は28日、声明を発表し、「税金の使い道で懸念を生じさせ、後悔している」と謝罪した。その上で、「もう二度と例外なくチャーター機は利用しません」と表明。チャーターにかかった費用、約580万円を政府に支払うことを明らかにした。

 プライス長官は「アメリカの人々に奉仕する仕事を続けることを楽しみにしている」と強調している。