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ギャンブル依存症疑い 国内に推計70万人

2017年9月29日 15:19
ギャンブル依存症疑い 国内に推計70万人

 ギャンブル依存症について初の大規模な調査が行われ、過去1年以内に依存症が疑われる人が国内に推計70万人いることが分かった。

 調査は全国の成人約4700人を対象に行われ、過去1年以内にギャンブル依存症が疑われる人が、推計で成人の0.8%、約70万人いることが分かった。

 最もよくお金を使ったギャンブルはパチンコ・パチスロが最多で、使った金額は平均で1か月に約5万8000円にのぼった。

 また、過去に依存症だったことが疑われる人は推計で成人の3.6%で、ドイツの0.2%などと比べると高い水準となっている。

 ギャンブル依存症をめぐっては去年、いわゆる「カジノ解禁法」が施行されたことを受け、政府がパチンコの出玉を制限するなどの対策を取りまとめている。