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大統領側近5人も私用メールアドレスで公務

2017年9月26日 20:20

 アメリカ・トランプ大統領の娘婿のクシュナー上級顧問が私用のメールアドレスを使って公務をしていた問題を巡り、他にも大統領の側近の少なくとも5人が「私用メール」を使っていたと有力紙が報じた。

 ニューヨークタイムズが政府当局者の話として伝えたところによると、クシュナー上級顧問以外にも少なくとも5人が私用のメールアドレスを使って時々、公務をしていた。

 辞任したバノン首席戦略官の他にトランプ大統領の長女・イバンカ補佐官も正式なホワイトハウスの役職に就く前に私用メールを使っていたという。

 ホワイトハウスの関係者はメールを保存していれば違法行為には当たらないということだが、「安全保障上のリスクがある」との声も上がっている。

 去年の大統領選挙ではトランプ大統領が民主党のクリントン候補の「私用メール問題」を繰り返し攻撃していただけに、批判を浴びそうだ。