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米B1爆撃機飛行時「北は対応できず」

2017年9月26日 13:58

 韓国の情報機関・国家情報院は、アメリカが、B1戦略爆撃機を北朝鮮の沖合まで飛行させた際、北朝鮮が「対応できなかった」との見方を示した。

 国家情報院から報告を受けた国会議員によると、アメリカが23日にB1戦略爆撃機を北朝鮮の東方沖の国際空域まで飛行させた際、北朝鮮は何の措置も取らなかった。その理由について国家情報院は、「真夜中の飛行を予想できず、レーダーでもはっきり捉えることができなかった」と分析し、北朝鮮が「対応できなかった」との見方を示した。北朝鮮はその後、軍用機を移動させて東側の警戒を強化したという。

 また、北朝鮮が来月10日に朝鮮労働党の創建記念日を控えていることを念頭に、国家情報院は来月の弾道ミサイルの発射を「相当警戒している」としている。