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衆院選へ 各党が選挙準備を本格化

2017年9月26日 12:43
衆院選へ 各党が選挙準備を本格化

 安倍首相の解散表明から一夜明け、各党は来月10日公示22日投開票となる衆議院選挙に向けて準備を加速させている。

 希望の党の小池代表はさっそく全国での候補者擁立に向けて調整を進めている。ここまで新人の擁立で難航する場面もあったが、25日の小池代表就任をきっかけに広がりが出てくるかが焦点。

 一方、他の野党との連携について小池代表は25日夜、党対党ではなく個々の議員と協議する考えを示している。

 小池代表「どこの党とどうということを言うのはまだまだおこがましいわけでありますけれど、むしろ新しい党として、その政策理念など、しっかりと個人と個人、個人と希望の党、新しい党との間での連携ができればと考えております」

 一方、民進党では離党の動きが止まらない。東京15区の柿沢未途衆議院議員が25日夜、離党を検討していることを明らかにした。こうした中、民進党内には希望の党との連携を模索すべきだとの声も出ている。

 一方、自民党では小池代表に対して批判と危機感が交錯している。

 麻生財務相「政党の党首を兼務するっていう例はあんまり知らないんだけど、大阪でみてもうまくいかなかったけど、わたしだったらうまくやりますっていうわけですか」

 自民党・平沢議員「小池さんが推薦される候補者と戦うということは大変に厳しい戦いではありますけれど、全力で戦う。これしかない」

 26日朝に開かれた自民党の役員会で安倍首相は「戦いはすでに始まっている。一丸となって戦っていこう」とげきを飛ばした。