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独・総選挙始まる“反難民”右派国政進出は

2017年9月24日 16:10

 ドイツで24日、総選挙の投票が始まった。4選を目指すメルケル首相の与党が第1党を維持する見通しだが、反難民を掲げる右派政党の国政初進出も注目されている。

 投票は日本時間の24日午後3時に始まった。最新の世論調査では、メルケル首相が率いる与党のCDU・CSU、「キリスト教民主・社会同盟」がほかの党を大きく引き離していて、3期12年の長期政権を築いているメルケル首相が4選を果たす可能性が高まっている。

 今回の選挙では、2015年以降に急増したシリア難民などへの対応が主な争点の1つとなっているが、反難民などを掲げる新興の右派政党のAfD、「ドイツのための選択肢」が国政で議席を獲得するかも注目されている。

 投票は日本時間の25日午前1時に締め切られて即日開票され、朝には大勢が判明する見通し。